特定技能
2019年4月1日より改正入管法が施行され、外国人の新しい在留資格「特定技能」が創設されました。FITS(国際建設技能振興機構)は、建設分野の1号特定技能外国人の適正な就労環境を確保するための業務を行う「適正就労監理機関」となりました。
受入企業に対する巡回訪問を行うほか、母国語相談ホットラインを開設し、特定技能外国人のみなさんからの相談に応じ、支援の取組みを進めてまいります。
建設分野 現在の受入れ対象職種
建設分野の業務区分が、「土木」、「建築」、「ライフライン・設備」に再編成されました(2022年8月30日)
【土木】(土木施設の新設、改築、維持、修繕に係る作業)
・建設分野特定技能1号評価試験(土木)等に合格するか、以下の職種の技能実習2号を良好に修了すると試験免除となり、特定技能1号に進めます。
対象の職種:さく井、型枠施工、鉄筋施工、とび、コンクリート圧送施工、ウェルポイント施工、建設機械施工、鉄工、塗装、溶接
【建築】(建築物の新築、増築、改築、修繕等に係る作業)
・建設分野特定技能1号評価試験(建築)等に合格するか、以下の職種の技能実習2号を良好に修了すると試験免除となり、特定技能1号に進めます。
対象の職種:建築板金、建具製作、建築大工、型枠施工、鉄筋施工、とび、石材施工、タイル張り、かわらぶき、左官、内装仕上げ施工、表装、サッシ施工、防水施工、コンクリート圧送施工、築炉、鉄工、塗装、溶接、
【ライフライン・設備】(電気通信、ガス、水道、電気その他のライフライン・設備の整備、変更、修理等に係る作業)
・建設分野特定技能1号評価試験(ライフライン・設備)等に合格するか、以下の職種の技能実習2号を良好に修了すると試験免除となり、特定技能1号に進めます。
対象の職種:建築板金、冷凍空気調和機器施工、配管、熱絶縁施工、溶接
受入手続
建設分野の特定技能外国人の受入手続については、各省のホームページで確認できます。
国土交通省ホームページ
建設分野における新たな外国人材の受入れ(在留資格「特定技能」)
法務省ホームページ
新たな外国人材の受入れ及び共生社会実現に向けた取組(在留資格「特定技能」)
(一社)建設技能人材機構(JAC)への加入について
受入企業は特定技能外国人受入事業実施法人((一社)建設技能人材機構(JAC))に加入する必要があります。JACの正会員である建設業者団体の会員となるか、JACの賛助会員となるか選択することができます。詳細は、(一社)建設技能人材機構(JAC)のHPをご確認ください。
https://jac-skill.or.jp/
「無料職業紹介」ページ開設のご案内
(一社)建設技能人材機構(JAC)が、「無料職業紹介」ページを開設しました。
このページは、
・在留資格「特定技能」で働きたい、特定技能外国人を募集している建設企業を探したい
・在留資格「特定技能」で働いているけれど、転職先の企業を探したい
という方がたのために開設されたものです。
詳細はJACサイトをご参照ください。 JACの「無料職業紹介」ページはこちら
*母国語によるサポートが必要な場合は、FITS母国語相談ホットラインへお問い合わせください。
建設特定技能受入後講習
新たな在留資格「特定技能」で入国し、建設分野での就労をスタートさせる外国人の方がたのために講習会を実施します。
*国土交通大臣から建設特定技能受入計画の認定を受けた受入企業は、特定技能外国人の受入れ後、この講習を受講させることが義務付けられています。
【お知らせ】
令和5年3月1日以降に実施する、建設特定技能受入後講習の受講料については、特定外国人受入事業実施法人であるJACが負担することになりました。詳細及び経過措置についてはJACホームページをご参照ください。
JACホームページ:https://jac-skill.or.jp 問合せ電話番号(JAC):0120-220-353
また、お申込とご入金をいただき、2月までに振替受講ができなかった方につきましては、FITSより返金手続きのご案内をさせていただきます。
「2023年度建設特定技能受入後講習」のご案内(PDF)をご確認の上、お申込みください。
*開催日は随時更新(9月13日更新)されます
*定員になり次第締め切らせていただきます
*お申込みは こちら から
*フォームに開催日がない場合は、お手数ですがメールにてお申込みください
「2023年度建設特定技能受入後講習」 申込書(Word版)